1年の使用に耐えられるように、糸でかがる製本方法を採用。さらに、背中には百科事典にも使用されている補強材を貼り、強度をアップしています。また、手帳本体に表紙の革を巻く作業は、革の表面を傷つけて表情が潰れないよう、熟練した職人の手作業によって1冊1冊丁寧に行われます。
小口(手帳の断面)には本金加工を施し、見た目の美しさを保ち高級感を演出するとともに、汚れを防止する役割も果たします。
表紙に使わ れている素材は、インド産のヤンピーと呼ばれる羊の皮。キメが細かく柔らかいため、手になじみやすいのが特徴です。また、革は薄く削いで手帳に貼り付けているため、本革を採用しているにも関わらず軽いのも特徴です。
手帳の本文に使われている用紙は、様々な筆記具でも書きやすく裏写りしにくい能率手帳用紙から、さらに薄く軽く、印刷の難易度も高い、この手帳のためだけに作られた最高級の用紙です。また、目に優しいクリーム色の用紙を採用しています。