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紙へのこだわり

QUALITY Made in Japan。NOLTYの品質を語る時にこの言葉は欠かせません。職人一人ひとりが手と目を凝らしながら、すべての工程を手帳専門工場・新寿堂を中心とした国内工場で仕上げています。NOLTYの美しさ、使いやすさを生み出す無数のこだわり。その小さな積み重ねこそ他にない品格を与えてくれると信じて、今この瞬間も作業に取り組んでいます。

刷る

手帳の図柄は細く薄い。わずかな表裏の罫ズレ、版ズレ、文字の滲みなどが、完成度を大きく左右する。時間や天候、機械のコンディション、紙の状態などで変わる印刷状況。作業中は印刷機から目が離せない。インク濃度や水のPH値などを細かく調整しながら、数分おきに刷り上がりを機械と目視でチェック。コンマ何ミリの調整を行う。「小さな誤差を見逃さないことが、最終的な見た目の美しさにつながるんです」と語るのは、管理主任の尾形。精緻な検査眼は、まさに経験のなせる技。
湿気や気温でPH値を調整し、インク濃度を一定に保つ。
紙を透かしながら罫線のズレを確認。

断つ

刷り上がった紙の四隅を、断裁機で切り落とす。数百枚の紙の束を空気を抜きながらそろえ、幅わずか0.2mmのトンボ線を目安に、刃先のレーザーを平行に当てる。印刷用紙がわずかでも伸縮していたりゆがんでいると感じれば、束と機械の間に紙を挟み込み調整する。「紙も生き物だから伸縮は必然。だから断裁でそれをゼロにする」と担当者。断裁面を覆うトンボ線のグレー帯は、技術と精度の証だ。
美しく切れたことを示すトンボ線のグレー帯。
紙の間の空気を抜き、断裁面をそろえる。

折る

断裁された紙を1枚につき3回折り返し、16ページの束にする。高速で折られていく束の罫線が左右のページでズレていないかを細かく検品する。紙厚によって、そして商品によって仕上がりが微妙に変化するが、常に安定させる技術は新寿堂の誇りだ。担当の樋山は、「目安のトンボ線に頼りすぎない。つねに絵柄をしっかり見て合わせることが大事」。これは新寿堂創成期からの伝統。機械は進化しても必ず自分の目で確認する作業は変わらない。
折られている間も目が離せない。3分に一度は抜いて確認する。
大きな紙が3度折られ、16ページの束となる。

合わせる

折を並べてページ順に重ねていく。「丁合い」と呼ばれる本工程を経て、手帳の全ページがまとめられる。

綴じる

まとめられた折を綴じることで冊子になる。1年の酷使に耐えられるよう「糸かがり」という高強度の製本方法を採用している。

固める

冊子の背に糊をつけてさらに補強。一方でしなやかな開閉にも配慮。そのバランスが難しい。

貼る

手帳の中身と内表紙をつなぐために厚手の用紙を貼る「見返し貼り」。シワが出ないよう慎重に行う。

巻く

百科事典にも使われる「寒冷紗」という補強テープなどを、固めた背表紙に貼り付け。補強に補強を重ねていく。

彩る

仕上がった手帳は、汚れの防止を兼ねて小口(切断面)を美しく彩る。手帳に合わせた指定の染料を刷毛で塗り重ね、瑪瑙で磨いて艶を出す。表面が滑らかで、かつ硬さもある瑪瑙で磨く工程は新寿堂独特のものだ。ノルティの高級版である「能率手帳ゴールド」などでは、小口に金や銀の箔を巻く。 ※ ノルティ能率手帳の場合
美しさと汚れ防止を兼ねた金箔。
独自に配合した染料をすばやく塗る。

くるむ

完成した手帳を表紙でくるむ。糊が乾かないうちにすばやく行う一方で、手帳がズレないよう、また糊で汚れないよう細心の注意を払う。作業はすべて手作業。スピードと慎重さ、そして経験が求められる。多い日で一日一万冊以上を、5人から6人で仕上げる。熟練の動きにムダはない。機械にできない作業を人間の手によって、一冊一冊同じ品質の商品を生み出していく。
糊が乾く前に行うすばやさと、糊で汚さない慎重さが求められる。
流れてくる手帳をテンポよくくるんでいく。

株式会社 新寿堂

手帳のトップブランド「能率手帳・NOLTY」と共に60余年。手帳は「未来を考えながら記したり、いつでも振り返りができる」自分だけの「時」を大切なものにしてくれます。日本能率協会マネジメントセンターのグループ会社としてこれからも品質にこだわり、より多くの方々に愛され続ける手帳作りを進めてまいります。

株式会社 新寿堂 ホームページ

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